今日の伊是名島は曇りから晴れへ。気温30℃、南東から南西の風、波2mのち1.5mとうねりが残る海況でした。
台風明けの海を少しずつ確認しながらのダイビング。サンゴへの影響が見えた場所もありましたが、変わらず元気なサンゴ礁やたくさんの魚たちにも出会うことができました。
1本目:ばら園(ガイド:たえこ)
水温:27.8℃ 透明度:25m
1本目は、久しぶりのばら園へ。
水深18m付近に広がる、ひと続きの大きなサンゴ礁がとても印象的なポイントです。
リュウキュウキッカサンゴが広がる景色は、見る角度によってバラのようにも、まいたけのようにも、ポテトチップスのようにも見えて面白い。
その上をスズメダイたちが泳ぎ、台風明けでも賑やかな水中です。
そして、今日の個人的なツボはクレナイニセスズメ。
ちょっと目つきが悪いというか……なんとも言えない表情に、思わず笑ってしまいます。
台風後の海を心配していましたが、立派なサンゴ礁が残っていてホッとする一本でした。





ハナゴイ、マルスズメダイ、クレナイニセスズメ、リュウキュウキッカサンゴ、パラオハマサンゴ、キホシスズメダイ、オキナワスズメダイ、アオバスズメダイ
2本目:シヌグジ(ガイド:りょうた)
水温:27.8℃ 透明度:20m
フェリー1便で到着するお客様を待って、午後から2ダイブ。
まずはサンゴが美しいシヌグジへ。
ここはキホシスズメダイとオキナワスズメダイの数がとにかくすごいポイント。
美しいサンゴ礁の上に無数のスズメダイが広がる光景は圧巻です。
ハタタテハゼ、イソバナなどを眺めながら進んでいると、今日はアオウミガメにも遭遇。
しかも、なんと5匹!
台風後の海で少し心配していましたが、魚たちも元気。たくさんのアオウミガメにも会えて、嬉しい午後の一本になりました。







エラブウミヘビ、ハタタテハゼ、イソバナ、キホシスズメダイ、オキナワスズメダイ、テングカワハギyg、アオウミガメ
3本目:屋那覇の東(ガイド:りょうた)
水温:27.8℃ 透明度:15m
ラストは屋那覇の東へ。
水中ブイを取りに行こうと思って海に入ったら、そこで目を疑う光景が。
台風前にはとても綺麗だったサンゴ礁が、かなり大きなダメージを受けていました。
一部では、まるでブルドーザーが通ったかのようにサンゴがなくなり、岩盤がツルツルになっている場所も。
あまりの変わりように、正直、泣きたくなるような光景でした。
ただ、全部のサンゴがなくなったわけではありません。
沖のモフ根では、モフモフに広がるツツウミヅタが健在。台風前から残っているサンゴもたくさんあります。
そして、台風前はいなかったスカシテンジクダイが、今日はたくさん群れていました。
ホンソメワケベラの幼魚にクリーニングしてもらっている姿も見られ、海の中では新しい変化も始まっています。
一方で、立派に育っていた枝サンゴはほとんど吹き飛ばされてしまった場所もありました。
ほかの場所でも台風の爪痕が見られました。
それでも、伊是名のサンゴはこれまでも台風や高水温などを乗り越え、何度も復活してきました。
今回もきっと、ここから少しずつ戻っていってくれるはず。
台風直後だからこそ、今の海をしっかり見ておくことも大切だと思います。







レベルカンストの砂紋、スカシテンジクダイ、ホンソメワケベラyg、フタスジリュウキュウスズメダイ、キンギョハナダイ、ヨスジフエダイyg、キホシスズメダイ、オキナワスズメダイ、緑色の枝サンゴ
今日は綺麗なサンゴ礁に癒やされた1本目、たくさんのスズメダイと5匹のアオウミガメに出会えた2本目、そして台風の爪痕とこれからの復活を感じた3本目。
自然の力の大きさを感じると同時に、伊是名の海の強さにも期待した一日でした。
また少しずつ、サンゴが元気を取り戻していく姿を見守っていきたいと思います。
本日もありがとうございました。