伊是名島の基本情報
伊是名村は沖縄本島の北部にあり、主島も伊是名島と屋那覇島・具志川島・御神島の3つの無人島からなる。
伊是名島はほぼ円形で周囲16,7km、総面積は14,1km2、人口は1500人、島の南東から北西にかけて山岳が連なっており最高峰は大野山(120m)です。
伊是名島は沖縄で数少ないハブが生息していない場所で、ハブを気にせずに島の散策をする事がきます。
島の東側の日本の渚百選にも選ばれた二見が浦海岸、南側の伊是名ビーチ、西側の勢理客ビーチで海水浴を楽しむことができます。二見が浦海岸と伊是名ビーチにはシャワー室が完備されているのが便利です。
チヂン山の展望台に登ると島を360度見渡せる絶景が広がっています。
琉球王朝第二尚氏『尚円王』誕生の地!
伊是名島は琉球王朝第二尚氏『尚円王』が誕生した地として知られています。
かつて北の松金と呼ばれていた『尚円王』は百姓の出で、働き者の青年でした。
松金が耕す水田はよく稲が実っていたそうです。しかし、ある大旱魃の年も松金より下にある水田が干上がっているのに、上にある松金の水田だけは水で満たされていました。
それを見たほかの百姓は松金が水を盗んだと疑い殺害しようとしました。身の危険を察知した松金は島を出て沖縄本島にむかいました。
伊是名島の諸見にある御庭公園には、島を出る事を決意し沖縄本島を指差している松金の銅像が建っています。
沖縄本島でも波乱の人生を送った松金は、1470年56歳の時に第二尚氏の始祖となりました。
御庭公園以外にも、尚円王由来の地が伊是名島に数多くありますので、お越しの際は是非訪れてみてください。